嬉しい電話

2016年11月27日

先日、嬉しい電話がありました。

電話の主は、5年半ほど前に、債務整理のお手伝いをした大阪の旧ユーザーからでした。

商売をしていた店主80歳が家族も気付かぬうちに認知症になって他人と意思疎通がうまく出来ない状態になっていました。なのに、融資をしていた某都銀は家族と話し合うこともなく、突如、デフォルト扱いにして保証協会から代位弁済を受け、さっさと逃げました。

保証協会から代位弁済済みの通知を貰って、初めて知った家族は、ビックリ。

ほどなく店舗は競売開始。私はこの段階で相談を受けましたが、時すでに遅く、落札者との間で店舗のリースバック契約をして商売を継続するのが、やっと。

それでも、債務は残り、結局、息子さんたちが保証協会と交渉して、連帯保証人である長男さんの自宅を任意売却し、元本債務の全部約3000万を弁済。

残ったのは遅延損害金約3000万円。この処理には、保証協会との話し合いの時間はかかったけれども、結局、20分の1くらいに減額して分割で弁済することで、和解が成立したのです。

先日の電話は次男さんからでしたが、その遅延損害金の完済の目処が立ったとのことで、残った賃貸中の不動産の処理について相談したいとのことでした。

結局、お父さんが高度成長期にきばって働いて稼いだお金で築いた財産の約半分は失ったものの、お父さん(元店主)の自宅を含めて約半分が残ったので、最悪は免れたと思います。

これは、息子さんたちの頑張りと保証協会の柔軟な対応による結果です。



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